空いているメモリをNASとして使う
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Raspberry Pi に使っているOS(Linux)のデスとリビューションの不具合
this counter started on 20th Feb 2023
このページはRaspberrypi I2Sで過去に紹介して記事を抜き出して再編集したページです。
このページは昨今のsambaの仕様変更によって内部メモリのshareが出来なくなった場合にいっその事、開いているメモリにIPを振ってNASとして使います。
Volumuioにしろ、Raspbian にしろ、ホーム以下がすぐいっぱいになってしまう。マイクロSDの許容で空いている使っていないメモリ領域が大きなスペースを持っておりもったいない
と思うのは普通の考えでしょう。この処理はGpartedを使ってインストール直後にパーティションの領域を引っ張って拡張してでも出来ますが、Shrareとした場合はSamba 4.11.11以降では
認識出来ない場合があります。それで、その領域をマウントします。
この空いている領域をマウントしてNASとして使うことも出来ます。LANにつながっているのですし、有用に使うべきです。
もう一つは、/usr ,/varを空いている領域に引越しします。/ 以下のusr とvar の内容をすべて適切な名で保存します。私の場合 /nw-usr , /nw-var としておきこの中に保存しました。
gparted を使って空いている領域のパーテーションを新たに切り直します。ついでに"ext4"でフォーマットをしておきますが、gparted より前に# fdisk を使って目的の領域の切り直し
をします。この操作はインストール 直後が良いと思います。最低限のインストールとしたほうが操作が軽い為です。
#fdisk /dev/mmcblk0p3 を切り直します、mmcblk0p1 と mmcblk0p1 は既に /boot と / が存在します。これの中の/usr ,/var 出来たら/home も引越しをします。
mmcblk0p3をまずはdを選んで削除します。次に n を選択して2つのパーテーションを作ります。ここは必要により3つになったり4つになったりします。
先の、/nw-usr, /nw-var をまずマウントします。この状態で、オリジナルの/usr ,/varの内容をコピーします。ファイルマネージャーを使ってコピーするのが一番やりやすいと思います。
コピーが出来ましたら、#unmount /nw-usr とします。この状態で 元の/usr の名前の変更をします。ファイルマネージャーで出来ます。その後 /nw-usr を/usrと名前を変更します。
コマンドラインから行うと場所がはっきりしない場合がありますのでファイルマネージャーで行った方が簡単で良いと思います。これは、好きづきですのでコマンドラインから行うのが正当と思います。
GUIでは重くて簡単な変更でも時間がかかったりしますのでコマンドラインからコマンドを打った方が良いかも知れません。
マウントは#mount -t ext4 /dev/mmcblk03p2 /usr とします。mmcblk0p3p1 が/varになります。gparted はフォーマットだけに使います。その他はコマンドラインを使います。
ファイルマネージャーを使って位置関係を確認します。
電源を切ったり、リブーツはしないでください。
その後、/etc/fstab に変更の内容を記載します。nano,vi を使って編集します。私の場合は、インストール後すぐに、sudo を使わない様にroot のパスワードを設定します。rootになるには
$ su を使います、これでrootになりますので、色々な設定はこれで行います。これが一番便利であると思います。
普通使う場合は、一般ユーザーを使います。いつの場合でもルートでは使いません。IRCなどでの場合はrootで入ろうとすると警告が出る場合がありますので、一般ユーザーでログインします。
それで、話が飛びましたが、#apt-get install emacs をインストールした方が良いと思います。大変便利なEDITORです。
#/etc/fstab の内容は以下の様なラインを追加します(これは一例です)
/dev/mmcblk0p3 /var /ext4 defaults 0 1
/dev/mmcblk0p4 /usr /ext4 defaults 0 1
以上を一番下に追加して保存します。
これでリブーツします。
# reboot でも # shutdown -r now でも構いません。ちなみに、電源断は# halt でも # shutdown -h now でも構いません。
ssh を使っている場合電源を切るのはコマンドラインから電源を切る操作を行うのが一番確実です。
リブーツして起動すればOKです。org で保存しておいたファイルは削除しても構わないと思います。Micro SDメモリーにでもバックアップをとっても良いかも知れません。
起動しませんでしたら、ごめんなさい。ただ確実に良い方法であると思います。ほぼ10ギガほど、分けましたので "/" 以下が大変余裕が出来ました。元のファイルはダメ元で削除しました。
起動時多少わがままなところはありますが、何とか使えると思います。GUIのログイン画面が出なくなりましたが、Xなしでも起動は出来ますし、一度起動したら何日も電源を落とすことはありませんので
今のところはこれで十分な環境です。Cantataを動作させるだけですので、
SDのパーテーション内のリサイズの方法 これで正規ディストリビューション容量以上で使える
正しいリサイズ方法は、この方法、#fdiskが正しい方法でしょう。この方法は
Ubuntu Mateのサイトにも紹介されています。Linuxを習い始めたころに、最初に出くわす、HDD内のパーテーションの設定と同様です。ここでは、マイクロSDの内部を指定します。どんなディストリビューションを使って
Raspberry Piの場合は同様ですので、Volumioなどでも実施できます。
#fdisk /dev/mmcblk0
を指定して、Linux一般知識のfdisk によるパーテーションの作成方法と同様の操作です。
何の苦労もなく拡張できます。私の場合は32G タイプのマイクロ SDを使っていますので、29Gの空きがあります。ここまで使えます。色々なアプリケーションがインストールできます。
#sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2
を必ず実行して下さい。その後、$ df- h で確認するち拡張しているのを確認出きると思います。
もし確認出来ない場合はリーブーツしてから再度
#sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2 (*ここは、状況によって、mmcblk0p3 になる場合もあります。)
を実施してください。その後 $ df -h 若しくは$ df -l を実行しますと拡張しているのが確認出きると思います。
Ubuntu Mate Version for RP2 拡張メモリ領域 7th June 2015
Gparted による拡張の仕方
$ df -h で表示した #fdisk /dev/xxxxxx による拡張結果
もし、Fedora Core 25などのLinux をインストールしてある場合は以下の様にGparted をインストールして
リサイズと記載してある部分を最後まで使用する様にひっぱります。その後
#resize2fs /dev/mmcblk0p4
# reboot
とすれば、/dev/mmcblk0p4 の部分の拡張が簡単に出来ます。ただし出来るのはUbutu若しくはFedora Core などのLinuxですが
何でも可能です。
最後のセクターの領域を拡張出来ます。それも難しい#fdesk /dev/mmcblk0p4 を使わずして拡張できます。
が、XなしなどのVolumioなどでは、拡張は #fdesk /dev/mmcblk0p4 とやり、その領域の拡張を行います。それはXがないからです。
Xがなくてもやることは同じです。
Gparted 参考画像は Fedora Core 22 LinuxのものですがRP上のLinuxでも同じアプリがあります
Ubutu Mate Ver ICEWM Batman theme
Ubuntu Mate Raspberry Pi 2
32G Byte micro SDを使った場合の25G Byteあまりの領域の使い方
上に示すような領域を増やす方法は、OS自体の領域が小さい為、いろいろなアプリをインストールすることが出来ない為に、領域を増やすことをする訳ですが、X server無しですので
せいぜい必要でも8G Byteもあれば良好と思います。32G ByteのマイクロSDを使った場合は28G Byteほどがフリーになる筈です。
この領域を目いっぱい拡張します。ついでにsambaのパスをその他に持っていきます。私の場合、パスをMPDを通らないディレクトリーへもっていきました。
通常のパスで、/var/samba/share とディレクトリーを作ります。このパスの先に音楽ファイルを格納します。このパスのあるディレクトリーをNASとして登録します。
Volumioのライブラリーを開いて、NASとして登録します。IPはVolumioのIPと同じ番地にします。ユーザー名とパスワードはブランクにしておきます。
これでアップデートすると/var/samba/share の先がNASとして使えます。Shareとなっているところを同じIPを振って NASとして使います。オルロボスの様に口とシッポが同じに
になります。
smb.conf は以下の様に[Share]を追加します。smb.conf は/etc/samba/ 以下にありますのでコマンドライン上でまずは、コピーを取ってから
# cd /etc/samba/ としてから、# cp smb.conf smb-org としてコピーをとります。
# ls -a とする、samba以下のファイルを見ることが出来ますので、nano smb.conf で編集します。領域の拡張でメモリーも沢山ありますので、gcc やらカーネルやら必要なものはインストールして
下さい。X サーバーなしですので、大きな領域は必要ありませんので、その他の部分を[Share]で使います。23G Byteもあれば、色々な音楽が入ると思います。DSDも格納してくれます。
[Share]
comment = Share
path = /var/samba/share
read only = no
public = yes
follow symlinks = yes
wide links = yes
以上を、適当な場所に追加します。 保存して # chmod 775 /var/samba/share とおまじないをします。これでreboot しますとNASとして使えます。マイクロSDの中にNASが
格納されます。
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