E34L JJ Mini Single Ended Amplifier D.I.Y
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Real Audiophile no use Push Pull Amplifier
E34L Single Ended Triode connection Amplifier
EL34(E34L JJ) Mini Triode Single Ended Amplifier D.I.Y
JJ E34L 赤管を試してみて、明るく低域の締り、中高域の澄んだ音などとても気に入りました。
そのため、私用にEL34シングルを製作するとしました。球はJJ E34L専用ですが、そのところは気にせず
KT88,6550,EL34,6L6GC,などがそのまま使えます、気にいった6Y6も使ってみました。
ドライブ方式は大変悩みましたが前にも使ったことのあるカソード・チョーク・ドライブとなりました。
予算の関係で、電源トランスが小さくパワーは3ワットも出れば良いと思います。まだ試作中ですが気を入れて
製作しようと思います。また、出力トランスはジャンクとなって
しまっている東栄のOPT-10Sを使います。高域に暴れのあるトランスです。発振してまう可能性のあるULです
が抵抗分割でULとします。(場合によっては3結)、実際は3結で5ワット弱のノンクリップ・パワーが出ました。
OPT-10Sの関係で、やはり40Khz付近で暴れがありました。こうしてNFBをかけなければ、特に問題はありません。
Local NFBも外した方が良いと思います。F特は10Hz to 30Khzと言ったところです。とても明るいしっかりと
F特にははっきり出ますが、音としては良いと思います。グレードアップには電源トランスと出力トランスを交換が
必要です。それなりに音に出てくると思います。このままでものびのびな音ですがU-808以上のものを使いたい
ところです。東栄OPT-20SRでも良いでしょう。
結果:OPT-10Sでは何とも言えません、つまりもう少し高いトランス、40Khz くらいで暴れのないトランスを使う
べきでしょう。4.8W ノークリップです。それ以上は出ません。最大パワーは10Wくらい出ますが、クリップ
した状態です。もっと大きな出力トランスを使うともっと大きな無歪み出力が出ると思います。念のためカソード
チョークを取り去りカソードフォロワーも外すと、ノンクリップ・パワーは3ワット程度になってしまいます。
なおさらにぺルケ・ドライブで試したのですが音がのっぺら棒な為、再度 チョークドライブに戻しました。
とてもクリアで、低域も充実しており、セパレ─ションがとても良い結果となりました。出力トランスの+B側に
CRのL型電源フィルターが入っている効果と思われます。
皆さんドライバーにはパワー管を使っていますが、しょせんカソード・チョークの許容が10mAまでですので、この
8mA程度でもコアが飽和気味ですので、6U8(T)で十分であると思います。ちなみに6U8 3極部のプレート損失
は2.7Wですので十分ドライブ出来る球です。20Hz to 30Khz まで-3dBで、40Khzで-6dBと落ちてしまいます。
音の傾向:
E34L は音が固く、しっかりした中高域、太管らしい音です。EL156に似た音です。ふわーんとした低域です。
EL34 EH 音が明るく一番安い真空管ですが、歪み感が少なく私はこの球が好きです。
Sovtek の6L6GC も3 結で使うとパワーこそ出ませんが結構,しまりのある明るい音になります。
これもシングルアンプでの話です。
Spec:E34LS
schematic diagram JJ E34L(Red tube) Single Ended Amplifier
カソード・チョーク結合 E34L シングルエンデッドアンプの回路図
疑似 UL OPT-10Sの様に高域で暴れているトランスを使う場合
最近使われている、疑似ULです、MJ 12,2011,MJ 2 2012参照
数日後の中身です。配線が汚いのであまり見せることはない(笑い
予算の関係でほとんどの部品は前に何らか製作したものから外した部品です。ボリュームは
アルプスの基板用ミニ・ボリュームです。前に使って、周波数特性も良く、馬鹿には出来ない
格安ボリュームです。大型にする必要もありませんし安価です。千石で手にいれました。
コンデンサーなどはマルツや千石で入手できますが、抵抗類は海神無線、瀬田無線となります。
千石においてある格安抵抗は質も余り良くなく実験用には使えますが、本番品には使えません。
秋葉原のラジオデパートでほとんどの部品の入手は出来ます。アンプのシャーシは奥沢さんの
ところにあった、メーカー不明のCU-14とか何とか型のアルマイト加工された箱です。
最近は資金の関係で、RCA端子は1個100円の端子を使っています。金メッキのものです。とても綺麗です。
今回はダイオードで高圧を作りますが、出来たら整流管を使いたいところです。
初段のカソードバイアスは、LED を使いました。オシロをつなぐとほんのわずかですが交流がのって
いますので、初段には僅かですが、NFBがかかっています。最近あまり使われなくなりましたが、定電圧
の回路としてはかなり簡単な素子と思います。大きなコンデンサーが入らない為 代用しました。
LEDは何でも良いですので、試してみて下さい。OPT-10Sを使う場合はオーバーオールのNFBをかけると
発振をしてしまいます。帰還量にもよりますが、40Khzあたりで発振が認められることがあり、NFBは
使えません。KNFBのみとなります。3結の場合は低域にしまりがなく浮いた様な音になりますので、
KNFBをかけます。必ずしも必要ではありません。
このアンプは数台製作しており、1号機は世界の果てに消え失せたのですが南米のどこかにあるらしい
有名なProAc 110 と言うドライブの難しいスピーカーを数ワットで動かしたと言う話さえあります。ECC83
でドライブして勿論カソード・チョークですがKT88 ULで結構良い音が出ておりました。いわくつきの
OPT-10S を使いました。
link は南米サイトです、
自信がある人はご覧ください。念のためスペイン語ですのでご理解ください。
Ingles
Mini 6550/EL34シングル
Last up date 16th Oct 2012
Single Ended Amplifier D.I.Y since 25th July 2009
How to build up Amplifier Single Ended Amplifier 2010-2012