*  PCM56 DACの製作


DAC PCM56

とりあえず、数年以上前に秋葉原の秋月通商で衝動買いした、格安DAC,PCM56,PCM58などが黒いゴムにささって
水色のビニール袋に入ったICが数個と,ころがっており、いつか?気まぐれなおっさんが腰をあげるのを待っています。

と、、、先日、秋葉に行った時に格安、レシーバーICがあり、とっさに購入したのが、パイオニアのPD0052でした。
一個 400円也、早速、ネットで検索しました。元々の仕事がこれらの修理でしたので、まあ回路図は見慣れたもの
で、とりあえず、デジタルフィルターなしの、NON Over Sampling DACを作ることにしました。
当初は球のプリに内蔵する予定でしたが、バラックで組んだDACの為にあまり綺麗な状態ではなく、リードの箱に入れ
ました。電源は以前購入した、2系統のあるヒータートランスをブリッジで整流して+とーの5Vを作りました。
3端子を使っておりますが、勿論 ディスクリートの方が音が良くなると思います。ここは、実験ですので、
AC アダプター2個でも用は足ります。

音は?ヤマハCDP 内蔵のDACより良いかな?芯のしっかりした音が出ます。歪み感も大変少なく、音の存在感も
良く、特に低域は素晴らしいと思います。PCM56はその頃、大変安価で放出されていましたが、秋葉原では見つける
ことが出来ませんので、もし安価に入手出来ればレシーバーが400円ですので、だまされたつもりでも、
お一つ作ってみる価値は大です。PCM56は1個で左右チャンネルを出すことも可能です。
-30thOct 2009


詳細IC

A)はPD0052をソケットに組み込んだところです。このソケット(シュリンクDIP)は入手出来ない為です。
B)は、PCM56 2個です。C)CS8416 SOPは安価でしたので別の機会の為にDIP加工しました。ここでは
使いません。使えますが金田式を製作する時に使うつもりです。千石電商で購入しました。補助基板も千石です。
D) は実験中です。オシロがあると良いと思います。デグリッジのタイミングを見るのに大変役に立ちます。
なお、2009年、11月現在 秋葉原で発見出来る比較的安価なDACは、PCM1716E(350円)、FN1242A(800円)
PCM1794のSSOP(ペア4600円):ペアと言うのは、金田式の1chで2回路を使うDACですが2個必要です。この記事は
MJ(無線と実験)2008年 3,4月号に載っています,出来ればそのうち製作しようと思います。問題は
SSOPの半田処理です。


その後!!
音は?比較的簡単な回路で、たいしたコンポーネント数ではありませんが
とても充実な音をしています。パイオニア DAT D-06の内蔵のDACよりも明るく、低域がしっかりと
出ています。EL156シングルとかなり相性が良く素晴らしい音を奏でています。EL156シングル・アンプ
の良さを十分引き出しています。

なお、D-06でテストした結果は、32Khz,44.1Khz、48Khzは再生できますが、それ以上のサンプリング
周波数の再生は出来ませんでした。まあここは、その他のDAI CS8416を使うことをお勧め致します。
このDAIでは無理があります。CD のみを再生するのであればこれで十分です。


回路図 PCM56

ノン・オーバー・サンプリング PCM56 DAC とりあえず回路図




rensyu IC

PCM1716E 24bit DAC の半田着け


まずは、PCM1794でDACを作る前に練習の為、同じSSOPのPCM1716E 24bit Over sampling
IC でSSOP ICを変換基板に半田してみましょう。老体鞭打ってもまあこの様に取りつけが可能です
ので、若者では、何も問題はないと思います。まずはフラックスを用意して下さい。D2 や秋葉に
売っていますので、細いウイキット(半田吸い取り網線)と虫眼鏡があればこの様に出来ます。
ものの数分と言ったところです。フラックスを基板のランドに塗って、指でICを固定、4端をまず
半田して固定して、あとはゆっくり半田します。刀状の半田ごてで、いっきに半田しても、
まとめて一直線に半田して吸い取り線でピンの間の半田を吸い上げるのも手法ですが、失敗する
場合もあります。一本づつ半田したほうが無難です。この時期 静電気には十分ご注意下さい。
静電気は乾燥した時期だけではなく、湿度の高い日も同様の扱いになります。
半田吸い取り線の作り方: 細いシールド線の芯線を引き抜き、網線のみにして何かでしごき
フラックスに浸して天日で乾かせば出来上がります。
フラックスのかわりに、レジン(松ヤニの塊)をアルコールで溶かして適度の濃さの液体を作り
ビンに移して保管して作り置きをしておくと便利です。
ハムをやっていた人なら知っていると思いますが、高周波ニスの作り方は、
小ビンに発泡スチロールを砕いて入れておき、その中にシンナーを入れれば数分で溶け始めます
このドロドロした溶液で、コイルなどを自作した場合に固定接着します。あると便利です。

時間を追ってDACを作ってみることにします。なお製作は蛇の目基板にメッキ線でストラップして
いく方法で製作します。


FN1242A Fluency Type DAC
DAC with Pre-Differential Amplifier

お次はフルエンシー型DACの製作です、これは差動出力の為、差動真空管プリに入れるつもりです。


英語DACIntroduce

PCM56 non over sampling DAC(ラダー型)内蔵 プリアンプ

簡単USB-DACD.I.Y製作(SPDIF)

比較的簡単なUSB-SPDIFD.I.Y製作(SPDIF)

フルエンシーDACD.I.Y+6DJ8+Preの製作

ペルケ・ドライブEL156シングルアンプの製作(KT90/KT88/6550コンパチ)

ラスベリーパイ・ミュージック・サーバーの製作Raspbeerry Pi B+ DAC I2S DAC 大変簡単な 高級なハイレゾDACです。


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Single Ended Amplifier D.I.Y edited by BlueFish

How to build up Amplifier Single Ended Amplifier 2010-2016